終末貴族Live in Roppongi 2023 リリース
都内を中心に活動するHR/HMバンド、終末貴族が2023年末に六本木バウハウス(https://rockbarbauhaus.com)で行ったライブの模様が公開された。暗い舞台にチャーチルの演説からツインギターのイントロが奏でられIron Maidenの往年の名曲”Ace’s High”で舞台は幕を開けた。続いて同じくIron Maidenの”2 minutes to midnight”が演奏され会場は熱狂の渦に包まれた。ここから一点、カバーの題材は英国から日本へとその舞台を移し日本を代表するメタルバンド、X Japanの楽曲が”Rusty Nail”,”Kurenai”,”Weekend”と3曲立て続けに演奏される。続いて80年代LA Metalの雄Skid Rowの出世作”Youth Gone Wild”が演奏された。決して若いとは言えないベテラン勢揃いの終末貴族だが高齢化が進んだ現代においては想定的には彼らも若いのかも知れない。そんな感慨に耽っているとラスト曲の宣告がなされGun’s and Rosesの”Sweet Child O’ Mine”が演奏され終幕となった。好きな音楽を演奏し続けることで人はその音楽に始めた時の若さに戻ることが出来るのかも知れない…そんなことを思わせる中年達の若さに満ちたパフォーマンスだった。